飯南町の住所を調べても、町内の鉄道駅は出てきません。そこで最寄駅までの自動車時間だけを書くと、車を使えない日の暮らしが空白になります。
国道54号と生活路線バス、頓原・志々・来島・赤名のデマンドバスから、一週間を組み立てます。
無駅を不便の一語で終えない
鉄道の代わりに、町内と町外を結ぶ道路交通の工程を数えます。
無駅は、鉄道比較を省いてよいという意味ではありません。町外へ向かうバス、乗継先、帰便、自宅から乗車地点までの工程を、駅の代わりに詳しく確認します。
生活路線バスは条例上、町内に加え雲南市、出雲市、美郷町の一部も範囲にします。どこへ行けるかだけでなく、同じ日に帰れるかを公式時刻表で見ます。
町外乗継票には、自宅地区の出発、町外路線への乗換え、行き先での滞在可能時間、帰りの乗換え、地区へ戻る便を横一列に書きます。最寄りと呼ばれる駅へ着いても帰りの便がなければ候補から外し、待ち時間を含めて一往復が閉じる行き先だけを残します。
飯南町では最寄駅までの距離より、町外の用事を一往復で閉じられる曜日が生活の基準になります。
頓原と赤名へ用事を分ける
旧二町の中心を競わせず、行政・受診・買い物の日を分けます。
現在の町は2005年に旧頓原町と旧赤来町が合併して成立しました。本庁は下赤名、頓原庁舎のほか、志々・来島にも支所があります。
行政、受診、買い物を頓原側と赤名側へ分け、毎回町を縦断しません。飯南病院へ行く日は他の用事を二つまでに絞り、最後に自宅地区へ戻れる便を置きます。
頓原の日は頓原庁舎側と志々方面から戻りやすい用事、赤名の日は本庁側と来島・県境方向から戻りやすい用事を組みます。旧二町を一日で往復するのではなく、それぞれで完結する平日を一度試すと、通院日に追加できる用事と、別日に残す用事が具体的になります。
頓原と赤名は一つの中心の上下ではなく、旧二町の暮らしを支える二つの予定表です。
四地区の予約交通を別表にする
デマンドバスを一つの町内便だと思わず、登録・予約・区域を見ます。
2026年改正のデマンドバスは頓原・志々・来島・赤名の4地区で運行します。事前登録と予約が必要で、地区により運行会社や区域が違います。
住所ごとに登録窓口、予約先、利用便、乗降場所、帰りの予約を記します。赤名・来島から飯南病院への乗降場所追加も、全地区で自由に乗降できるという意味には広げません。
希望便が取れない場合は、次便へすべてを繰り下げません。頓原・志々では頓原側、赤名・来島では赤名側で済む用事へ縮め、町外の予定は別日に移します。予約電話がつながらない場合の再連絡時刻と、当日予約に頼らない締切も、地区別の表へ書いておきます。
デマンド交通は電話すればどこへでも行く車ではなく、四地区ごとの予約表を完成させて使う生活交通です。生活路線バスとの乗継割引も、乗換え時刻まで成立する日に使います。
町外へ出る日を往復で組む
雲南・出雲・美郷方向へ、帰便まで含む一日を作ります。
町外の日は、行き先を一方向に絞ります。雲南方面、出雲方面、美郷方面を同日に重ねず、接続先での待ち時間と帰りの最終便から逆算します。
雲南方向は国道54号側、出雲方向は乗継を含む行程、美郷方向は対象区間と便を別々に確認します。帰便が一本欠けた時点で、その方向の予定を中止する線を決めておきます。別方向の便へ回って家族に迎えを求める計画は、通常の移動条件には数えません。
土曜、日曜、祝日、年末年始はデマンド便の運休条件があるため、平日の予定をコピーしません。休日は地域内で済む用事、延期できる用事、家族送迎が必要な用事の順に分けます。
町外へ出られたことではなく、予約した地区へ戻れた時に一日の交通が完成します。
二十二地区で谷の退避を決める
国道54号へ出る前の支谷と斜面を住所別に確認します。