智頭駅では、JR因美線と智頭急行が交わります。けれども、二つの鉄道があることと、山形・那岐・土師・富沢・山郷の玄関まで同じように帰れることは別です。
道が集まる町を、智頭駅から6地区へ分かれる帰り道として読みます。
智頭駅で二本の鉄道を町へ戻す
広域の到着と、地区の玄関へ戻る移動を分けます。
JR因美線は鳥取・津山方面、智頭急行は上郡方面へ向かいます。智頭駅は広域交通の分岐ですが、列車を降りた後に予約交通、徒歩、送迎のどれが残るかを確認します。
通勤日と受診日で、到着列車を同じにしません。役場や智頭病院の用事を駅周辺で一度閉じ、地区へ戻る前に三件目を増やさないようにします。
因美線が遅れて智頭急行との接続を失った日は、次の列車までの時間と、のりりんの予約を取り直せるかを別々に確認します。特急へ追いつくために県境方向へ車で送ってもらわず、その日の町外用事を一つ減らします。智頭駅で待つ期限を決め、過ぎたら翌日へ送ります。
智頭駅は町全体の近さではなく、二つの鉄道から6地区へ移るための分岐点です。
5駅を三つの谷口として使う
路線名より、駅後に進む地区と回収方法を比べます。
町内では因美線の智頭・土師・那岐、智頭急行の智頭・恋山形・山郷を使えます。重なる智頭駅を一つと数えると、町内の入口は5駅です。
土師・那岐は南側、恋山形は山形、山郷は県境側の谷として駅後を歩きます。駅を使い替えた日は、残した自転車や迎えの車を誰が回収するかまで決めます。
朝に那岐駅へ自転車を置いた人が、帰りに恋山形駅へ着く組み方は避けます。異なる谷の駅を使う必要がある日は、車両を置かず、のりりんの乗降ポイントを往復とも確保します。翌朝の回収だけの移動が生まれるなら、接続が早くても同じ駅へ戻る方を選びます。
5駅は一列ではなく、因美線南側・山形・山郷という別の谷へ開く入口です。
のりりんを時刻表の代わりにしない
登録、予約、乗合、混雑を一回の移動で確かめます。
AI乗合タクシー「のりりん」は、旧すぎっ子バスに代わって本格運行する予約型交通です。利用登録、予約、乗合を前提とし、定時に必ず来る個人タクシーとしては扱いません。
朝と午後の混みやすい時間を避けられる用事はずらします。予約時刻、実際の乗車時刻、同乗による経路、降車後の徒歩を一回ずつ記録します。
希望時刻が取れない日は、病院と買い物を両方動かさず、予約時刻を動かせる用事だけを別日にします。町民用の乗車条件と町外者の条件も家族ごとに確認し、登録していない来訪者を同じ使い方へ入れません。予約画面だけでなく電話でも変更方法を確かめます。
のりりんはバス停を待つ交通から、乗る前に一日の順番を決める交通への変更です。
6地区の用事を曜日で閉じる
合併史の残る谷を、毎日横断しない暮らしへ戻します。
智頭町には智頭、山形、那岐、土師、富沢、山郷の6地区があります。1935年から1954年までの合併過程が、現在の谷と地域活動の単位に残ります。
駅のない富沢から中心へ出る日は、手続きと受診を同じ日にまとめます。山形・山郷から出る日は鉄道と予約交通を同日に何度も乗り換えず、地区側で済む用事を別日に残します。
一週間では、月曜を富沢から中心へ出る日、別の日を山形・山郷で閉じる日にします。那岐・土師の鉄道利用日は鳥取方面の用事だけに絞り、帰宅後に智頭地区へ戻りません。六地区を均等に使うのではなく、移動を伴う日と伴わない日を交互に置きます。
6地区を毎日横断せず、中心へ出る曜日と谷の中で閉じる曜日を分けます。
雪・川・斜面で帰宅を止める
運休や道路状況に応じ、現在地で待つ基準を作ります。
町の防災地図は河川、土砂、地震を扱います。冬は大雪でのりりんが運休したり、乗降ポイントが変わったりする場合があります。
家族が鳥取、智頭駅、山郷に分かれた場面を置きます。鉄道、予約交通、谷道の担当を分け、どれか一つが止まったら迎えに走らず現在地で待ちます。
鳥取側の人は因美線、智頭駅の人はのりりん、山郷の人は智頭急行と道路を確認します。次の連絡を三十分後に固定し、大雪警報や運休情報が出た場合は駅間を車で埋めません。山郷へ戻れない人は智頭側、智頭へ出られない人は地区側で待ちます。
雪の日は予約できたことを帰宅保証にせず、谷へ入る前に戻らない判断をします。