伯耆町には、JR伯備線の岸本駅と伯耆溝口駅があります。二駅は同じ路線上にありますが、岸本は米子側、伯耆溝口は旧溝口・日野側へつながる入口です。町域は大山西麓へ上がり、六地区の標高と日常先はそろいません。
二駅、旧2町、六地区を重ねると、伯耆町を一つの郊外として扱わずに済みます。
岸本と伯耆溝口を二つの帰着駅にする
二駅の距離ではなく、米子側と日野側から帰る工程で使い分けます。
岸本駅は押口、伯耆溝口駅は溝口にあり、どちらも町内駅です。JR公式では両駅ともICOCA非対応で、券売機等の設備も限られます。乗る前の準備まで含めて日常の駅を決めます。
米子方面から岸本へ戻る日と、日野・新見側から伯耆溝口へ戻る日を分けます。朝に車両を置いた駅へ夕方も戻れるか、別駅で降りた時に家族の回収が必要かを確認します。
二駅を使う週は、月曜を岸本往復、木曜を伯耆溝口往復と固定して試します。列車遅延で別駅へ着いた場合は、その日のうちに自力で車両を回収できるか、翌朝に回すかを決めます。家族の送迎を毎回必要とする組合せは、時刻が早くても日常の候補から外します。
二駅は町内を均等に覆うものではなく、旧2町へ帰る方向の違う入口です。
旧2町の用事を二つの庁舎側で分ける
合併後も残る行政・医療・公共施設の配置を生活日に落とします。
伯耆町は2005年、岸本町と溝口町の合併で生まれました。本庁舎は吉長、分庁舎は溝口にあり、公共施設や医療機関も二地域へ分かれます。
岸本側の日は本庁舎、買い物、駅を一組にし、溝口側の日は分庁舎、伯耆中央病院、伯耆溝口駅をまとめます。二つの側を一日に往復する用事を減らします。
例えば火曜は岸本側で行政と日用品、水曜は溝口側で受診と公共施設というように曜日を分けます。二部診療所を使う日は二部から溝口へ足す用事を一件に絞り、帰りの便を先に確保します。窓口の担当が反対側なら、出発前に必要書類を確認し、再訪の横断を防ぎます。
医療は大原・大殿・吉長・溝口・長山・二部などに分散します。施設数ではなく、自宅から受診し、薬や買い物を済ませ、同じ側へ戻れるかを見ます。旧2町は過去の境ではなく、平日の用事を閉じる二つの実用圏です。
六地区を大山西麓の高さで読み直す
駅のない地区を、斜面と谷の向きまで含めて区別します。
町の地域計画は八郷、大幡、幡郷、二部、溝口、日光の六地区で示されます。岸本・幡郷の低い側から、八郷・大幡、溝口、二部、日光へ進むと、大山西麓の高低差と谷の向きが変わります。
八郷・大幡は岸本側へ下る道、二部は日野側へ続く谷、日光は積雪の影響が大きい高い側として別々に歩きます。駅までの直線距離より、冬の坂、川を渡る回数、夕方の照明を記録します。
六地区は三段階にして比べます。幡郷は岸本駅と日野川に近い低い側、八郷・大幡は大山側へ上がる中間、二部・日光は谷や標高の影響が強い側です。溝口は伯耆溝口駅と分庁舎・医療の結節として別枠に置きます。同じ午後五時に駅から戻り、坂の長さと冬に避けたい区間を一枚ずつ残します。
六地区を使えば「大山のふもと」という一言の中にある、駅・病院・町外方向の差が残ります。
デマンド区域から鉄道へ二段でつなぐ
予約交通を万能な町内網にせず、区域と時間帯を確かめます。
伯耆町型バス事業は、スクールバス、デマンドバス、外出支援などを一元管理します。デマンドバスには循環線、二部線、日光・金屋谷線などの区域があり、時間帯によって予約方法も異なります。
候補住所で使える区域、予約締切、指定先、帰りの便を確認します。デマンドで駅や生活拠点へ下り、鉄道へ継ぐ日は待ち時間も一工程です。予約が取れない日を一日作り、送迎や予定変更で吸収できるかも試します。
予約できない日は町外の用事をやめ、同じ旧町側で済む買い物と受診だけに縮めます。循環線、二部線、日光・金屋谷線を「三本使える」と数えず、候補住所が区域内にあり、希望時間と帰りがそろう一線だけを生活表へ残します。登録や予約の条件が変わる可能性もあるため、現行案内の確認日を記録します。
交通手段の数ではなく、候補地区から実際に使える一本と、その帰りがそろうかが判断軸です。
日野川・斜面・雪で帰らない線を引く
季節と災害に応じて、駅へ急がず地域側で待つ判断を作ります。