本宮駅の東西を歩くと、市役所、商業、住宅地が近い範囲に集まる一方、阿武隈川が街の中をはっきり分けています。南には五百川駅、東には旧白沢村の丘陵が続きます。面積の小さな市だからといって、二駅の周りへ暮らしが均等に縮んでいるわけではありません。
本宮市は2007年1月1日、本宮町と白沢村が合併して生まれました。現在の公共交通は旧自治体の二分だけでなく、本宮一中、本宮二中、白沢中の学区に応じて使えるサービスが変わります。候補住所の中学校区は、生活交通を探す近道です。
二駅を同じ入口にしない
本宮駅と五百川駅を本数として足さず、家族の目的地と駅後の川・道路から一駅を選びます。
東北本線の市内駅は本宮駅と五百川駅です。本宮駅は中心市街地、五百川駅は青田・荒井・仁井田や郡山市境側の入口になります。二駅は同じ路線にありますが、降りた後の用事、河川、送迎方向が違います。
二駅を合計せず、朝に乗る一駅と、夜に玄関へ戻れる一駅を住所ごとに決めます。 五百川駅が近くても本宮中心へ毎日向かう世帯、本宮駅が近くても南側へ通う世帯では、便利さの向きが逆です。
駅確認では、ホームまでの時間だけでなく、降車後に阿武隈川や安達太良川を渡るか、雨の日に迎車を止められるか、次の地域交通へ接続するかを記録します。五百川駅では駅前整備の進行状況も現地と最新案内で確かめ、計画図だけで動線を決めません。
五百川駅を使う住所では、郡山方面へ出てそのまま南側で用事を終える日を一本作ります。本宮中心へ寄る日と比べ、駅後の移動、橋、送迎の重なりを記録する。二駅の比較は距離ではなく、南へ開く一日と本宮中心で閉じる一日のどちらが多いかで決まります。
中学校区から使える交通を引く
本宮一中、二中、白沢中の区分を、まちタクとチョイソコの利用条件へつなぎます。
本宮・高木を含む本宮一中学区では「まちタク」が使われます。目的地までの距離帯による定額制で、学区内の住所から指定された目的地へ向く仕組みです。市内のどこからでも同じ条件で乗れる交通ではありません。
本宮二中学区と白沢中学区では「チョイソコもとみや」が運行します。青田、荒井、仁井田、岩根、関下と、和田、糠沢、白岩、長屋、稲沢、松沢では、学区内または市中心部への動きを予約して組みます。
交通の名称より先に中学校区を調べると、利用対象を取り違えません。 同じ世帯でも候補住所が学区をまたげば、登録、予約、乗降先を一から確認します。
予約交通がある日は、急用の日も別に試します。予約できなかった場合、家族送迎へ替えるのか、地区内の用事へ日程を移すのか、駅へ出る別手段があるのかを決めます。交通が四種類あるという数より、平日の一往復が閉じるかを見ます。
候補住所は「住所→中学校区→使えるサービス→乗降できる目的地」の順に一枚へ転記します。別の物件を比べるときは前の学区を流用せず、同じ四段を最初から確認する。予約が取れない日は家族送迎を前提にせず、延期する用事と徒歩圏で代えられる用事を決めておきます。
阿武隈川を越える用事を減らす
中心へ向かうたびに渡る橋を数え、東西それぞれで終えられる平日の用事を探します。
阿武隈川は市中央を北へ流れ、安達太良川、五百川、白岩川、仲川等が合流します。本宮駅と市街地が近く見えても、住所と目的地の組み合わせによって毎日渡る橋が変わります。
中心へ出る回数ではなく、平日に川を何回越えるかを数えます。 通勤と送迎で同じ橋を往復し、買い物で別の橋を使う世帯は、通常時の混雑と大雨時の迂回を同時に確認します。
本宮側だけで終わる日、白沢側で終わる日、五百川駅から南へ出る日を一週間に置きます。行政・医療・買い物の全部を一度に中心へ集めず、橋を渡らずに終えられる用事を残すと、車が一台使えない日の負担が分かります。
2019年東日本台風で市中心部は大きな浸水被害を受けました。過去の被害を不安の材料だけにせず、最新の浸水想定、橋の位置、家族が昼間にいる側を照合する手掛かりにします。
家族が両岸に分かれている時間は、川を越えて再集合する計画を第一案にしません。警報・通行情報が解除されるまでは各自がいる側で待ち、連絡カードと必要な薬をそれぞれが持つ。洪水用、火山用、ため池下流用で避ける方向が違うため、持出袋にも参照する地図名を書いておきます。