日進市の鉄道地図は、南側だけが濃く見えます。赤池、日進、米野木の三駅が東西に並ぶ一方、市役所は中央部、岩崎・香久山・竹の山は北の丘陵にあります。三駅への距離だけでは、一週間の移動を半分しか描けません。
市の中央を天白川が流れ、その周囲を丘陵が囲みます。別々の時期に造られた住宅地と旧集落を、南の鉄道、中央のバス、北の長久手方向へ分けて読みます。
赤池・日進・米野木を同じ沿線と見ない
南側三駅の接続と駅前用事を、同じ帰宅時刻から測ります。
赤池駅では地下鉄鶴舞線と名鉄豊田線が接続します。日進駅と米野木駅は豊田線上にあり、三駅はいずれも市域南側です。同じ線の駅でも、名古屋側へ出る玄関、駅前で済む用事、玄関までの坂が異なります。
勤務先を同じ時刻に出て、三駅から食料品と送迎または受診を済ませます。列車を降りた時刻、改札、二件目の終了、玄関到着を分け、二件目の締切をそろえます。
赤池の乗換が便利でも、候補住所へ戻るバスや徒歩が長ければ一日はそこで終わりません。米野木側も、駅から東へ進む用事と中央へ戻る用事を一つに合算しません。一本後の列車を使う夜にも同じ表を埋めます。
三駅の計測は、列車の扉が開いてから候補住宅の玄関に着くまでに統一します。赤池では改札外を含む乗換、日進・米野木ではホーム待ちを同じ区間へ入れ、検索結果の乗車分数だけを比べません。
三駅の違いは列車時間より、改札の外で一日を閉じられる方向に表れます。
市役所で七路線を乗継条件に分ける
くるりんばすを本数の一覧にせず、行政用事を終えた後の便で読みます。
くるりんばすは2025年10月から、赤池、米野木、三本木、梅森、五色園、岩崎、循環の七路線で運行します。市役所周辺は複数路線が関係する一方、路線が集まることと短く乗り継げることは同じではありません。
市役所で手続きを終える時刻を固定し、候補停留所へ戻る便、一本後、別路線へ切り替える地点を記録します。受付が予定より30分延びた日も作り、帰りだけ成立しない候補を見落としません。
七路線を一つの網として数えず、毎週使う用事へ直行する線、乗継が必要な線、曜日や時刻が合わない線に分けます。古い路線図を保存して使わず、利用日に市の時刻表を確認します。
乗継に失敗したら、反対方向の路線で一周する、別停留所へ歩く、用事を翌日に移す、の三案を時間で比べます。一周する方が遅ければ無理に「利用可能」とせず、翌日に回せる用事の締切も記録します。
くるりんばすは七路線の数ではなく、市役所を出た後の乗継で測ります。
岩崎・香久山・竹の山は長久手側も測る
北部を三駅の遠方と決めず、市外駅へ開く実際の生活線を確かめます。
北部の岩崎、香久山、竹の山は、赤池・日進・米野木のいずれからも地図上では距離があります。しかし生活の出口は南だけではなく、長久手古戦場駅など市外方向へ向かうバスも関係します。
候補住所から南の駅へ向かう日と、長久手側へ向かう日を同じ曜日・終了時刻で試します。駅所在地、市境を越える停留所、帰りの乗場、最終の一本前を残します。市外駅を日進市内の交通施設とは書きません。
買い物や通院が市外で済んでも、学校、行政、ごみなど市内制度の用事は別方向です。北部の候補では、市外用事の日と市役所の日を同じ一週間へ置き、家族送迎なしで往復できるかを見ます。
市外で済む買い物・受診、市内で必要な行政・学校を色分けし、週五回、週一回、月一回の頻度を掛けます。長久手側へ出る速さだけで、月末に市内を何度横切るかを隠さないようにします。
北部は三駅から遠い地域ではなく、南と長久手側へ出口が分かれる地域です。
区画整理の年代を丘の勾配へ重ねる
新しい住宅地を一括せず、造成時期、道路、坂、旧集落の関係を歩きます。
日進駅、赤池、米野木、香久山、岩崎台、竹の山など、市内の住宅地は別々の土地区画整理で形成されました。新しい住宅地という一語では、道路幅、坂、商業の集まり方を説明できません。
候補住所から駅、学校、買い物へ歩き、造成地区の境で道路の向きや勾配が変わる地点を記録します。下りの朝だけでなく、荷物を持って丘へ戻る夕方、自転車で上り直す回数を測ります。
市役所付近は標高約37メートルで、周囲には50~160メートルの丘陵があります。数字を住所の安全・不便へ直結させず、玄関から日常の三目的地までの断面として使います。古窯や旧集落の歴史も、現在の所要時間とは別のカードにします。
造成境を歩く地図では、坂を三角、狭い旧道を細線、新しい幹線道路を太線で記します。地図アプリの一本線に戻さず、子どもの徒歩、自転車、車で避けたい箇所をそれぞれ残します。
住宅地の新しさではなく、造成の境で坂と用事の向きがどう変わるかを見ます。
天白川・内水・丘陵土砂で経路を分ける
河川氾濫、道路排水、斜面の図を、現在地ごとの待機に結びます。
中央を流れる天白川の洪水と、短時間の強い雨で道路や宅地に水がたまる内水は別の想定です。市は洪水ハザードマップと内水ハザードマップを別々に更新しています。
候補住所ごとに二つの図名、公表時点、最初に越える川、雨天に避ける低い道を書きます。丘陵側では斜面・土砂の対象も確認し、標高が高いから同じ方向へ逃げるとは決めません。
家族が赤池駅、市役所、北部の学校に分かれている時の待機先を別々にします。迎えに行かない条件と次の情報確認時刻を共有し、駅への最短路が天白川低地を通る場合は代替線を歩きます。
連絡表には現在地、使った図、動かない期限、次に連絡する時刻を一行で置きます。丘陵側の家族が低地へ迎えに下りる、駅の家族が川を越えて集合する、といった通常時の近道を自動的に選ばないようにします。
家の高さと、家族が毎日通る道の高さを二枚に分けます。