あま市には甚目寺、七宝、木田の三駅があります。市の成り立ちも七宝、美和、甚目寺の三町です。数は同じですが、駅と旧町がきれいに一対一で対応するわけではありません。市役所も駅前ではなく、七宝町沖之島にあります。
名古屋へ出る時間だけでなく、三つの生活単位をどう横切り、どの駅で一日を閉じるかを見ます。平坦な街では七つの河川図と三地区の内水図も欠かせません。
甚目寺・七宝・木田を三つの終業駅にする
名古屋からの乗車時間ではなく、駅を出て一日を閉じるまでを比べます。
名鉄津島線の三駅は市北部を東西に並びます。甚目寺は名古屋市側、木田は津島市側、七宝はその間にありますが、列車の時間だけでは帰宅の差を説明できません。
同じ時刻に名古屋方面から戻り、食料品と送迎または受診の二件を済ませます。改札、二件目の終了、踏切、玄関到着を分け、一本後へずれた日も記録します。
青塚駅を使う日は、市外駅の改札から玄関までを同じ終点にそろえます。木田駅より列車時間が短くても、市境を越えた後に買い物や送迎を閉じられなければ別の結果です。四駅を駅前到着で比べず、一日の終了までを測ります。
西側では青塚駅が候補になる住所がありますが、所在地は津島市です。最寄り検索の駅名だけで市内駅へ数えず、市境を越えた後に一日を閉じられるかを見ます。
三駅は旧三町の看板ではなく、それぞれ異なる帰宅前用事を終える場所です。
三旧町を駅勢圏と重ね過ぎない
住所、施設、学校、基盤整備に残る旧町の違いを現在の生活へつなぎます。
あま市は2010年に七宝町、美和町、甚目寺町が合併して生まれました。合併後も、七宝地区の住所には「七宝町」が残り、施設、学校、下水道の供用区域にも旧町ごとの経緯が見えます。
候補住所へ旧町名を付けるだけでなく、行政、学校、買い物、受診の四用事を線で結びます。同じ地区内で閉じる用事と、隣の旧町へ越える用事を一週間で数えます。
横断が多い週は、店や施設の評価を変える前に予定を組み替えます。甚目寺の日、七宝の日、美和の日を分け、同じ日に二地区へ行かずに済む組合せを試します。月一回の行政を毎日の駅選びへ過大に混ぜないことも大切です。
甚目寺駅が近くても七宝の施設を毎週使う家庭、木田駅が近くても甚目寺方面へ通院する家庭があります。駅勢圏と生活圏を同じ色に塗りません。
三旧町は昔の境界ではなく、いまの用事がどちらへ向くかを確かめる単位です。
市役所へ向かう巡回バスを別の生活線にする
三駅とは別位置の行政拠点を、用事終了後の便から確認します。
市役所は七宝町沖之島にあります。あま市巡回バスは北部、南部、東部のルートで、市役所や各地区の公共施設、駅を結びます。
候補停留所から市役所へ向かい、受付終了、帰りの便、一本後、玄関までを記録します。行きに間に合うことより、手続きが延びた後に戻れるかを確認します。
運行経路や停留所は工事等で変わることがあります。利用停留所を抜き出すマイ時刻表を作り、作成日も残します。運休日には別停留所、鉄道、別日化を比べます。
市役所で手続きが長引いた日は、最寄り駅へ出る経路と、同じ旧町側へ戻る経路を二本作ります。発車時刻だけでなく乗場へ着ける締切を決め、間に合わない時は次の用事を切ります。庁舎へ行けた事実だけで往復成立とはしません。
巡回バスは三駅の補助ではなく、三旧町と一つの市役所を結ぶ行政線です。
区画整理の年代を平坦な街路に置く
坂がないという平均を外し、道路、農地、排水路の境を歩きます。
市域はほぼ全域が海抜ゼロメートル地帯です。しかし平坦という一語では、旧集落の細い道、区画整理された住宅地、農地の中の直線道路を区別できません。
森、本郷、小路、篠田、木田、七宝三角・柏田など、区画整理は別々の時期に進みました。候補から駅、学校、買い物へ歩き、道路幅が変わる地点、歩道が切れる場所、排水路を越える橋を記録します。
経路カードには昼と夜の照明、雨の日に水が集まる端、踏切待ちを同じ順番で書きます。区画整理地の広い道路から旧道へ入った瞬間だけを写真にせず、その後に排水路を何本越えるかまで追います。
自転車では坂の代わりに、幹線道路の信号、踏切、用水路沿いの暗さが時間差になります。雨の日にも同じ経路を通り、水たまりで車道側へ出る箇所を残します。
平坦なあま市では、住宅地の年代と排水路の横断が徒歩・自転車の差になります。
七河川と三つの内水図を使い分ける
河川別の外水と地区別の内水で、戻らない方向を変えます。
市のハザード情報は、新川、日光川、五条川、蟹江川、福田川、木曽川、庄内川の洪水図を分けます。内水図も美和、甚目寺、七宝の三地区ごとです。
候補住所から駅、学校、市役所へ向かう線に、関係する河川、排水路、最初の橋を書きます。外水と内水を同じ青色として扱わず、雨が続く場合と短時間豪雨で見る図を変えます。
家族が三地区に分かれている場面では、全員が市役所や自宅へ集まる計画を外します。現在地で留まる期限、次に公式情報を確認する時刻、越えない水路を共有します。
公式画面に更新がない時も、確認した時刻を記録します。三十分後、さらに一時間後という再確認を家族で分担し、その間は決めた側に留まります。情報がないことを安全情報と取り違えず、移動開始には別の根拠を求めます。
七河川の街では、一枚の洪水図ではなく住所と経路に合う図を選ぶことから始めます。